大型ショッピングモールが立ち並ぶ横浜において「あそこはもうシャッター商店街…」なんてことも少なくありません。ネットショッピングの需要も益々加速しています。暮らしの利便性が年々高まることは良いことですが、後世に残したい古き良き横浜も確かに存在します。商店街もそのひとつ。商店街が作り出す風情は街づくりにおいて重要であり、少子高齢化の時代に多世代が交流できる貴重な存在でもあります。そんな今回はふらっと行ってみたい横浜の代表的な名物商店街を5つご紹介。
元町商店街
150年以上の歴史がある元町商店街は「元町ショッピングストリート」とも呼ばれ、異国情緒漂う商店街。お洒落なカフェやレストランはもちろん、有名ブランドも軒を連ねます。デートや女子会にもぴったりで訪れる人の思い出に残る素敵なのお店が多数点在しています。
おすすめグルメ:「バーガージョーズ(Burger JO’s)」
ここへ来たら「バーガージョーズ(Burger JO’s)」のハンバーガーがおすすめ!ビーフ100%の肉々しいハンバーガーが楽しめます。テイクアウトもOK!食べ歩きグルメとしても◎
野毛商店街
関東屈指の飲み屋街で知られる野毛。数々の飲食店が密集し、客が飽きることがない古き良き昭和の雰囲気が漂います。コスパの良さからもその人気が衰えることはなく初めて訪れる人から玄人まで楽しめる賑やかなエリアです。名店揃いの野毛でハシゴ酒なんていうのも良いですね。
馬車道商店街
「馬車道」という名は明治時代に馬車が走っていたことに由来し、現在でも記念碑や歴史的建築物など数多く残されています。2003年には「ガーデンストリート馬車道」をテーマにした街づくりが完成しました。街路樹があり、ガス灯がともるおしゃれな西洋文化を感じることができます。落ち着いた街の雰囲気からデートスポットとしても人気。また、アイスクリーム発祥の地としても知られる馬車道。1865年にアメリカ人のリチャード・リズレーによって現在の馬車道で売り出されたのが始まりです。
おすすめグルメ:「べいらっきょ 横浜本店」
「べいらっきょ」は、食べログカレー百名店にも選ばれている人気店!自慢のスープカレーの具材はかなり大ぶりで、野菜本来の旨味を味わえ、お肉も豪快に使用されています。もちろんスープカレーの味も絶品♪ファンが多いのも納得です。
伊勢佐木町商店街
1~2丁目の繁華街が「イセザキモール1.2st」、3~7丁目の繁華街が「伊勢佐木町商店街」と呼ばれています。明治・大正以来の老舗店舗と新しい店舗が混在している魅力的なエリアで最寄りの関内駅からのアクセスも良好で常に人々で賑わっています。また、ミュージシャンの「ゆず」がデビュー前に路上ライブを行っていた街としても有名です。
おすすめグルメ:「登良屋(とらや)」
イセザキモールを一本裏路地に入ると見えてくるのが昭和の香りが残る味わい深い佇まいの「登良屋(とらや)」です。前を通るとほのかに香るごま油の匂いにより一層食欲が湧いてきます。自慢の天ぷらはもちろんのこと上質な刺身が味わえることでも有名です。
松原商店街
「ハマのアメ横」としてテレビなどでも紹介された「洪福寺松原商店街」は昔ながらの八百屋さんや魚屋さんなどが点在する人情味あふれる商店街です。「安いよ安いよ〜!」なんて威勢の良い声が聞こえたり、昨今なかなか味わえない雰囲気があります。
おすすめグルメ:「01GRILLS(オーワングリル)」
「01GRILLS(オーワングリル)」へのアクセスは、相鉄本線天王町駅北口から約徒歩7分です。看板商品である国産黒毛和牛とアメリカ最高級ランクのプライムビーフを使用したハンバーガーを中心に魅力的なメニューが多数。人気のステーキもお肉が非常に柔らかく、特製のたれとの相性も良くボリューム満点!
商店街へ行ってみよう!
商店街に活気があると街の雰囲気がガラッと変わるよね〜。商店街って街にとって大事な存在( ^ω^ )
今回紹介した商店街以外にも横浜には素敵な商店街が数々存在します。昨今のインターネット社会において魅力はあっても外部への発信力がなく人が来ないという商店街は少なくありません。しかし訪れる人がSNS等で商店街の魅力や思い出をシェアすることができる現代、多くの人々に興味を持ってもらえる可能性はあります!楽しかったことや面白かったことは家族や友人に話したり、SNSに投稿したり。一昔前だと「あそこの八百屋のおっちゃんが面白い!」「〇〇を買ったらお菓子をおまけしてもらった!」など、懐かしいエピソードが沢山あります。みなさんも地元や近所の商店街に思い入れがある人も多いはず。ズバリそんな物語が生まれるのが商店街。