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Photo-Recipe -フォトジェニックな「渓谷の撮影方法」-

ツアー旅行で撮影時間が制限されている場合、準備が非常に重要になります。今回は、短時間で効果的な撮影を行うための準備について見ていきましょう。

  1. 撮影場所の事前調査:旅行の前に、訪れる予定の観光スポットや撮影場所を事前に調べておくことが重要です。場所によっては、撮影に許可が必要な場合があるため、事前に確認しておくことが望ましいです。
  2. カメラの設定:撮影場所に到着する前に、カメラの設定を事前に行っておくことが重要です。例えば、光の変化に対応するための露出の設定や、被写体に合わせたフォーカスの設定などを行っておくことが大切です。
  3. 撮影ポイントの決定:撮影場所に到着したら、撮影ポイントを決定することが重要です。時間が限られている場合は、撮影したいポイントをあらかじめ決定しておくことで、効率的な撮影を行うことができます。
  4. ショットリストの作成:ショットリストを作成することで、限られた時間内に必要なショットを把握することができます。また、撮影順序を決めることで、撮影時間の短縮につながることがあります。
  5. 時間の把握:最後に、撮影時間の把握が重要です。時間内に撮影できなかった場合、次の場所に移動する前に撮影を終えることができるよう、時間配分を考えておくことが大切です。

以上が、ツアー旅行で短時間で効果的な撮影を行うための準備についてです。今回は特に「カメラの設定」と「撮影ポイントの決定」についてポイントを纏めています。

目次

カメラの設定について

水の流れを絹のような滑らかな状態に撮影するにはシャッタースピードを低速にする必要がありますが、日中だとNDフィルターを利用し露出を調整しましょう。すばやくNDフィルターを装着し三脚を利用するのが難しい場所では、カメラを固定する場所を探すorミニ三脚で対応しましょう。

なぜNDフィルターが必要なのか。

日中に滝を撮影するとき、カメラのシャッタースピードを低速にすることで、流れ落ちる水を滑らかに撮影することができます。しかしながら、明るさが高いとシャッタースピードを低くすることが出来なくなってしまいます。そこで、NDフィルターを使用することで、明るさを下げながらシャッタースピードを低くすることが出来ますNDフィルターは、光を均等に減光するフィルターで、カメラに取り付けることで、明るさを下げることができます。NDフィルターには、減光量によって異なる種類があり、ND2、ND4、ND8、ND16、ND32などがあります。ND2は、光を1/2、ND4は1/4、ND8は1/8、ND16は1/16、ND32は1/32まで減光することができます。

滝の撮影には、通常ND8以上のフィルターを使用することが多いです。また、NDフィルターは、カメラのレンズによってサイズが異なるため、自分のカメラに合ったサイズのフィルターを選ぶことが大切です。

今回は、ND1000を使用。マニュアルでシャッタースピードを20秒に調整。シャッタースピードを変更することで水の流れを好みの表現にしてみましょう。

参考データ:焦点距離 : 28 mm  ISO : 100  シャッタースピード : 20  絞り : 11.0

撮影ポイントの決定について

撮影したい構図をテーマと共に決定します。望遠レンズで対応できない場合は、広角レンズで撮影しトリミングする方法もありますが画像劣化に繋がります。フルサイズ高画素のセンサーを搭載しているカメラであれば劣化しにくいメリットもあります。お使いのカメラに合わせて予め準備しておくとよいでしょう。

今回は特に「カメラの設定」と「撮影ポイントの決定」について触れてきました。撮影に必要な準備をしっかりと行い、素晴らしい旅行の思い出を残しましょう。

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