年々変わりゆく横浜の街で、昔から変わらぬ味と古き良き昭和の名残が残る天ぷらの名店があります。関内にある「登良屋(とらや)」は昭和33年創業の老舗。プロの職人の技術が光る、胃もたれしにくい軽めの天ぷらは時代を超えて老若男女に愛される美味しさです。今回はそんな「登良屋」でいただく天ぷらをご紹介します。
関内の老舗天ぷら店「登良屋(とらや)」
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イセザキモールを一本裏路地に入ると見えてくるのが昭和の香りが残る味わい深い佇まいの「登良屋(とらや)」です。前を通るとほのかに香るごま油の匂いにより一層食欲が湧いてきます。入口はすりガラスの引き戸も雰囲気抜群。
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自慢の天ぷらはもちろんのこと上質な刺身が味わえることでも有名な「登良屋」。香ばしい香り漂う店内はテーブル席にカウンター、その奥には座敷席もあります。一見入るのに勇気が入りますが、入ってみるとプロの職人の技と丁寧な接客が待っています。訪問時はお茶のお代わりなどにも気を遣っていただきました。
天ぷら「一人前盛り」
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天ぷらの一人前盛り(1,540円・税込)は、白身(訪問時はキス)、穴子、イカ、野菜4品(ししとう、にんじん、はす、かぼちゃ)という内容で海老はお好みで追加できます。ご飯のおかわりは自由です。
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こちらの天ぷらは天つゆと大根おろしでいただきます。一口食べるとごま油の風味が広がり、衣は想像以上に薄いですがカリッとした食感。天つゆにつけても衣の食感がしっかりしているのも流石の一言。さらに野菜の甘みや魚の旨みが閉じ込められたまらなく美味しい。使用されているごま油は横浜の老舗メーカー「岩井の胡麻油」のものだそう。
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この食感とごま油の風味、天ぷらなのに重くない上質な味わいは間違えなくここでしか出会えないでしょう。
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登良屋は新鮮なお刺身がいただけるお店としても知られています。昭和の雰囲気残る店内で美味しいお酒とお刺身をいただくのも素敵ですね( ´∀`)
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