クラシカルな洋館が立ち並ぶ横浜山手。横浜開港と同時に外国人居留地となった場所で、現在でも開港当時の面影を色濃く残す異国情緒溢れるエリアです。特に今回ご紹介する西洋館は横浜山手を巡る際には欠かせない、おすすめのスポットです。
お洒落でレトロな西洋館を巡ろう♪
山手西洋館巡りのスタートは、みなとみらい線「元町・中華街駅」もしくはJR「石川町駅」が便利!また、観光スポット周遊バス「あかいくつ」を利用すると「港の見える丘公園前」に到着するので更に便利です。山手エリアに到着すれば7つの西洋館はそれぞれ徒歩で移動可能。入館料は無料で見学できます。
山手西洋館巡りの4つのポイント!
館内へはスリッパに履き替えることがほとんどです。
リビングコンサートや季節ごとのイベント、また、クリスマスやハロウィンの時期は普段とは違う雰囲気が味わえます。
山手111番館、エリスマン邸、ベーリック・ホール、ブラフ18番館→毎月第2水曜日(休日の場合は翌日)
横浜市イギリス館、山手234番館、外交官の家→毎月第4水曜日(休日の場合は翌日)
初めて山手エリアに行く方は「坂道が予想以上に辛い…」というのがあるあるです。坂道は避けたいという方はみなとみらい線「元町・中華街駅」の6番出口を利用しましょう!エレベーターもしくはエスカレーターで坂の上まで上がれますよ。
外交官の家
明治43年、明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅として、渋谷南平台に建てられた家が、横浜の山手に移築、一般公開されています。国重要文化財にも指定され、内部のステンドグラスや復元された家具など、当時の外交官の生活を垣間見ることができます。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町16 |
アクセス | JR京浜東北・根岸線「石川町駅」元町口より徒歩5分 |
休館日 | 第4水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
ブラフ18番館
イタリア山庭園内に公開されている山手西洋館。カトリック山手教会の司祭館として平成3年(1991)まで実際に使用されていました。平成5年(1993)から一般公開され、現在は当時使用されていた家具の復元展示をするなど、大正末期~昭和初期の外国人住宅を再現しています。木造2階建てで白い壁と緑の窓枠が特徴的な可愛らしい建物です。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町16 |
アクセス | JR京浜東北・根岸線「石川町駅」元町口より徒歩5分 |
休館日 | 第2水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
ベーリック・ホール
昭和5年(1930)にアメリカ人建築家J.H.モーガン氏によって設計されたイギリス人貿易商B.R.ベーリック氏の邸宅です。戦前の外国人住宅としては最大の規模の建物です。平成13年(2001)に横浜市が買収し、平成14年(2002)から一般公開されています。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町72 |
アクセス | みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口より徒歩8分 |
休館日 | 第2水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
エリスマン邸
エリスマン邸は現代建築の父と言われるアントニン・レーモンドの設計で大正15年(1926)にスイス人貿易商エリスマン氏の私邸として建てられた洋館です。平成2年に元町公園内に移築・復元されました。館内は無料で見学することができ、大正時代の洋館の部屋の様子を見ることができます。
所在地 | 横浜市中区元町1-77-4 |
アクセス | みなとみらい線「元町・中華街駅」6番出口より徒歩8分 |
休館日 | 第2水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
山手234番館
1927年に外国人の民間集合住宅として建てられた「山手234番館」。1階にはリビングを再現するほか、山手洋館地区のパネルを展示、そして2階はギャラリー展示などに利用できる貸し出しスペースになっています。1980年代までは実際に使用されており、1999年から一般公開しています。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町234-1 |
アクセス | みなとみらい線「元町中華街駅」6番出口より徒歩7分 |
休館日 | 第4水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
横浜市イギリス館
港の見える丘公園の一角にある「横浜市イギリス館」。昭和12年(1937年)に上海の大英工部総署の英国人設計技師により、英国総領事公邸として現在の地に建てられました。1階は客間を中心に西側にサンポーチや食堂、2階は私的な寝室や化粧室が配されています。建物の側にはローズガーデンがあり、特にバラの季節には周囲の景色に溶け込んだ美しい表情を見ることができます。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町115-3 |
アクセス | みなとみらい線「元町中華街駅」6番出口より徒歩6分 |
休館日 | 第4水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
山手111番館
大正15年にアメリカ人ラフィン氏の個人邸宅として、山手の111番地に建てられた「山手111番館」。目の前には港の見える丘公園のローズガーデンと芝生が広がります。どこか温かみのある館内は、家具や壁の模様など細部に至るまで、昭和初期の洋館の様子を垣間見ることができます。
所在地 | 神奈川県横浜市中区山手町111 |
アクセス | みなとみらい線「元町中華街駅」6番出口より徒歩7分 |
休館日 | 第2水曜日(祝日の場合開館、翌日休)、年末年始(12/29~1/3) |
西洋館を巡って気分もリフレッシュ♪
横浜の山手地区に位置する7つの西洋館をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。山手には他にも「港の見える丘公園」や雰囲気抜群の人気カフェ「えの木てい」など癒しスポットが多数。たまには都会の喧騒を忘れて山手をのんびり回ってみてはいかがでしょうか。
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